毎日の洗濯物大変ですよね。
家を新築するときに、意外と見落としがちで、考えたいのは、洗濯物を干す場所や導線ではないでしょうか。
うちの場合は、間取りを考えているとき、HMの営業さんから
「洗濯物を外で干すことが多かったら、今後も外に干すはずですよ。将来ドラム式洗濯機を買えばいいし」
と、ランドリールームは不要ということと、スペースも少なかったため、泣く泣く諦めました。
↑これ、かなりの落とし穴で、後悔しています。
しかし、
ランドリールームを作ればよかった・・・
と毎日後悔ばかりです。
意外と見落としがちですが、洗濯は毎日行う意外とめんどくさい家事の一つです。
毎日の不便さに後悔をする前に、自分が住むときの目線で、一度考えてみてはいかがでしょうか。
ということで、ランドリールームは必要なのか?外干ししている我が家のメリットとデメリットを考えていきたいと思います。
ランドリールームを作る4つのメリット
我が家で作らなくて後悔してしまった、ランドリールームのメリットは、大きく4つあります。
ランドリールームのメリット1 外干ししたらツラすぎる!花粉症で辛すぎる人に最適
花粉症の人にとっては、ランドリールームが欠かせないものに変わります
今は、黄砂やPM2.5等、外に干すのがなかなか難しくなっていますよね。
家の中に干しておけば、花粉やPM2.5などの物質が洗濯物にほとんどつかないので、花粉症でのつらさがかなり軽減されるんです。
私を含めて、子供たちは花粉症なのです。
春や秋には、外に干した洗濯物についた花粉が、家の中に入ってきて、ずっと鼻水や目のかゆみで大変なことになってしまいます。
私の実家の母は外干し派でした。
花粉症の時期でも、家の中を乾燥させなくてはいけないといって、窓を開けられてしまい、布団を定期的に干されてしまい、毎日大変な思いをしました。
(実家の母は、もちろん花粉症ではありません)
私が一番ランドリールームを作って部屋干ししたいと後悔している部分は、花粉症だからですね。
花粉の飛ぶ時期は、考えてみると、一年のうちに何カ月もあることに気が付きました。
- 春・秋の花粉症時期
- 梅雨時期
- 曇りや雨の日
- 冬場
は、室内干しが必要ですし、安心して外干しできるのは、晴れた日の夏場ぐらいかなあと(;’∀’)
ランドリールームのメリット2 天気に左右されない
ランドリールーム(室内)で洗濯物を干すので、天気に左右されずに洗濯物を干すことができます。
テラスをつけていたとしても、雨がひどいときなどには、外に洗濯物を干すことができませんよね。
梅雨時期や、冬の間など、結局、室内干しのスペースが必要になります。
外干して、天気が微妙だった日などは大変です。
晴れると思ってたのに、雨が降ってきた!となると、ずっと洗濯物のことを考えてしまっています。
ランドリールームのメリット3 干す、たたむ、しまう作業のめんどうさが軽減される
室内干しにしてもめんどくさいですが、棚や畳むスペース等、ランドリールーム内に作ると、そこですべて洗濯に関する動きが完結します。
来客がある場合や、時間がない場合も、そのまま干しておいても問題なしです。
ランドリールームのメリット4 防犯上、共働きの家にはオススメ
共働きなどで、バタバタ夜の間に洗濯物を干さなくてはいけないお家や、洗濯物を外に干すことになるので、防犯面でも室内で干すと安全ですね。
ランドリールームが不要な外干し派 5つのメリット
それぞれの生活感によって、「ランドリールームなんていらないよ!」という考えもあります。
ランドリールームやドラム式洗濯機をあまり考えず、外干し派のメリットもありますよ。
外干しのメリット1 おひさまの光に当てて乾かせる
外に干すことで、お日さまの光で、太陽のにおいでカラッと干せるのがいいところですよね。
風が通ると、より洗濯物も乾きやすいです。
外干しのメリット2 広いところで洗濯物を干すことができる
洗濯物を干す場所も、資金などいろいろな余裕があれば広いランドリールームを作ることができます。
しかし、大体のお家は2帖くらいのコンパクトなランドリールームのお家も多いのではないでしょうか。
狭いランドリールームなどの室内で、干しにくい中で不便を感じながら干すよりも、解放感もあり余裕をもって干すことができますよね。
洗濯物の間をしっかりととって干すことで、乾きやすくもなります。
外干しのメリット3 間取りを有効に使えて節税にもつながってくる
外に干すことができるスペースがあると、その分施工面積を減らしたり、他の部屋を広くつくることができます。
また、ランドリールームの施工面積を減らすことができるので、固定資産税を減らすことにもつながってきますよね。
特に、家の大きさがあまり大きく作れないときに、ランドリールームを作る分、どこかの部屋が狭くなったり、制約が出てくることもありますね。
ランドリールームを使ってみて、やっぱり使わなかったなと思うときには、不要なスペースになりますね。
外干しのメリット4 家の中が洗濯物の湿気でカビる心配が少ない
外干しではあまり心配はないですが、ランドリールームを作って、毎日洗濯物を室内干しにするとして、そのまま家の中に干しているというお家の話では、カビてしまった。とよく聞きます。
室内に干すことで、乾燥しすぎを防ぎ、適度な湿度を持つこともメリットと感じますが、湿気やカビは、住む人の健康などにもかかわりますよね。
「今の家は、24時間換気で、できるだけ洗濯物を干している部屋を密閉せずに、空気の通り道を作っておくと乾くよ」
とHMに聞きましたが、大量の洗濯物があるので、湿気やカビが心配です。
気密性も高いところは、より湿気もたまりやすいようです。
我が家の場合は、和室にホスクリーンをつけているので、より心配です。
外干しのメリット5 電気代が節約できる
外に干すと、おひさまの光と風で、電気代も気にせずにできて経済的ですよね。
室内干し(ランドリールーム)にすると、除湿機、サーキュレーター、浴室乾燥などの電気代がどうしてもかかってきてしまいます。
夜中の安い電力の時に使うように極力気を付けていますが、早く寝たいのに、洗濯物のために起きていないといかないというストレスにもなってしまっています。
ちなみに、ランドリールームを作らなくても、ドラム式洗濯機をつかう手もありますが、高い洗濯機を買わなくてもいいし、乾燥のための電気代も節約できますね。
現在の我が家の洗濯物事情
・縦型の洗濯機
・家の外にテラスとウッドデッキで外干しスペース
・洗面所と和室にホスクリーンをつけて部屋干しスペース
・浴室乾燥
これに、室内干しの時には、サーキュレーターや、除湿器を使っています。
外干しするには、ウッドデッキから乾いたものを、洗濯物ハンガーなどをそのまま和室の室内にかけられるので便利です。
乾いた洗濯物は、基本的に次に着るときに洗濯物干しから使う
↓
さらに数日使わないものは、和室に置いている洗濯物かごにいれて畳む
という流れなので、和室には、洗濯物かごに入った山盛りの洗濯物がわんさかしていて生活感だらけとなっています。
いろいろなブログを見ても、ランドリールームがメリット大で、私も間取りを考えるとき作りたいなあと思っていました。
しかし、実家や現状から、あまりランドリールームの重要性を押すことなく、完成した我が家には、ランドリールームがありません。
我が家の室内干しの不便さ
ホスクリーンをつけているので、アパートの時のように部屋干しのユニットを置かなくてもよくなった点はあります。
ランドリールームを作らなくても、洗面所や部屋、廊下、リビング等に、ホスクリーンなどの室内干しをつけて部屋干ししているお家も多いかなと思います。
しかし、部屋干しをする部屋や場所によっては、とても不便で使いにくくなってしまうこともあります。
我が家がそうです。
和室(4.5帖)のホスクリーンは、元々ランドリールーム兼和室なんて、一石二鳥の使い方ができるのでは?と思っていました。
しかし、琉球畳のようない草ではできていないので、カビにくくは作られているはずですが、フローリングとは違い、畳が湿気を吸い込んだ後に湿気がこもりやすそうで、怖いので和室にはあまり干すことができません。
洗面所(2帖)は、洗面台や、棚、洗濯機などがあるので、とっても狭く感じて干しにくいし通りにくい。
ということで、花粉症の時期には、夜に洗濯機を回して、洗面所に干し → 除湿機とサーキュレーターを回す → 朝、少しだけ湿っている洗濯物を、南側にある和室のホスクリーンに移動する
という流れで、とっても不便です。
ちなみに、浴室乾燥は、電気代が高いようなので使ってません。
毎日洗濯物と格闘しながら、「ランドリールームを作ればよかった。なんであの時営業さんに、強くランドリールームがいる必要性を訴えなかったんだろう」と後悔が続いてしまっているんです。
アパート暮らしの時は、スペースもなく、あきらめて外干ししていました。
しかし、注文住宅を作るのは、自分の暮らしをより快適にするために建てたのに、ほかの人の意見に流され、ランドリールームをつくらず後悔!
となるよりも、自分の今の生活と、今後の生活でどう快適に暮らしていきたいか。そして、資金を考えて、お家づくりを進めていく必要があるなと感じています。
まとめ ランドリールーム(室内干し)と外干しのメリットを考えてみて
ランドリールームのメリット
- 外干ししたらツラすぎる!花粉症で辛すぎる人に最適
- 天気に左右されない
- 干す、たたむ、しまう作業のめんどうさが軽減される
- 防犯上、共働きの家にはオススメ
外干しのメリット
- おひさまの光に当てて乾かせる
- 広いところで洗濯物を干すことができる
- 間取りを有効に使えて節税にもつながってくる
- 家の中が洗濯物の湿気でカビる心配が少ない
- 電気代が節約できる
ランドリールームと、外干しのメリットを考えてみると、項目としては、外干しのほうが多かったような気がしますね。
ランドリールーム派(室内干し)と外干し派メリットのどちらを優先するかは、それぞれのおうちの事情かなと思いますが、特に、花粉症の人は、ランドリールームを作ることをオススメしたいです!
ちなみに、花粉症以外の理由でランドリールームを作っていきたい方には、うまく窓の配置を考えると、窓を開けて、防犯を考えながら部屋の中に空気を送って洗濯物が乾きやすいつくりにもできるかと思います。
そうすれば、電気代の負担も軽くなりそうですよね。
今、このブログの内容を考えていったら、意地でもランドリールームを作ったと思います。
洗濯物の導線や自分の暮らしを、どうしてしっかり考えなかったのか!
ドラえもんの道具を使って、あの時の自分に教えてあげたい!
お金がたまったら、いつかドラム式洗濯機を使って、乾燥できないものはホスクリーンを使って。
和室の隣の南側のスペースを、1帖だけでもいいので、棚をつけて簡単なランドリールームにできたらよかったなあという日を夢見ています。
みなさんも私のように後悔しないおうち作り、楽しんでくださいね。
コメント