子供がひらがなや数字に興味を持ち始め、お絵かきが大好きでたくさん絵や文字を書きはじめたら、うれしいですよね。
ほほえましく子供の成長を見ている中で、気になってきたのは、鉛筆の持ち方でした。
子供には、絶対に小さなうちから鉛筆の持ち方はきちんと伝えたかったので、声をかけていました。
しかし!
子供だけで書いているときには、変な持ち方になり、だんだんクセになってきそうだったので、おもいきって鉛筆の持ち方の矯正をさせてみることにしました。
パソコンは普及しても、一生手で文字を書くことは続くので、早いうちから鉛筆の持ち方を矯正させたほうが子供のためにもなります。
子供が正しく鉛筆を持てている割合は1割というデータもあります。
いろいろな方法を試している中で、結構効果があったので、鉛筆の持ち方を矯正させた方法やポイントをお伝えしていきたいと思います。
しっかりと鉛筆の持ち方を矯正させる方法を覚えておくと、下の子に教えるときにもスムーズに教えることができますよ。
親が手本を見せて鉛筆の正しい持ち方を伝える
一番理想なのは、親が見本を見せるというところです。
正しい鉛筆の持ち方ができる方は、
・どこに力を入れたら持ちやすいのか
・正しい形
などを、親が実際に鉛筆を持って伝えたらわかりやすいです。
正しい鉛筆の持ち方で文字を書いている姿を目の前で自然に目に入れることで、子供もマネてくれて、効果が期待できますよ。
親が正しい鉛筆の持ち方を見せてあげることの大切さに気付いた理由
子供の鉛筆の持ち方が、完全に私と同じ親指の付け根で鉛筆を持っていたからです。
私自身が鉛筆の持ち方が悪い為、私が文字を書いているのを見て逆に悪い持ち方を覚えてしまったのではないかなと思います。
正しい(であろう)鉛筆の持ち方を教えようとしても、実際に私(親)が正しくない持ち方をしていないので、力加減や角度がわかっていため、うまく子供に伝えることができません。
子供から「ママの鉛筆の持ち方も変よ」と言われて、まずは自分自身が正しい持ち方に矯正する必要性を感じました。
鉛筆の持ち方の矯正グッズを使う
鉛筆の持ち方を矯正させるのにオススメな方法は、グッズを使うことです。
鉛筆を持ち始めた子供に変な癖をつけさせないために使うのもおすすめですよ。
うちで購入した鉛筆の持ち方の矯正グッズはこちらです↓
もちかたくんで正しい鉛筆を持つ指の位置を覚えられるだけでなく、ユビックスを使えば、正しい角度で持てるように矯正できます。
うちの娘が使ってみた効果としては、特にユビックスは持つのに特徴があり、持ちにくいようでした。
正しい持ち方の基礎はできたようで、「鉛筆の持ち方!」と根気よく声掛けをして、「やっぱりもちかたくんをつかおうか」というと、自分で持ち方を直すようになりました。
ユビックスは、鉛筆以外の多くの筆記具に対応しているので、大人の鉛筆の持ち方を矯正させるのにもおすすめだなと感じています。
持ち方があまりにも悪いときには、もちかたくんを使って、正しい持ち方に矯正させています。
他にも、オススメのグッズは、
持ちやすいのと合わせて、ウサギやクルマがついていて、子供も興味をもって使ってくれますよ。
親の私がきちんとした鉛筆の持ち方を伝えられない分、基礎的な持ち方の感覚をつかんでくれた部分は大きかったです。
鉛筆の持ち方の補助グッズはどこで売っているの?
わたしが持っていたイメージでは、どこの文房具屋さんでも売っているかなとおもっていました。
しかし、何件かお店を回っても鉛筆の持ち方の矯正グッズは売っていませんでした。
ネットで探すのが時間も手間も省けておすすめですよ。
三角鉛筆で鉛筆の持ち方を矯正させる効果はある?
一番初めに、親が近くにいて、声をこまめに声をかけていけばとても効果的かなと感じますが、鉛筆の持ち方矯正にはあまり効果がないかなと感じています。
三角鉛筆を使えば、指の位置を覚えやすいです。
こどもちゃれんじでも、三角鉛筆のトレンティを一番はじめに持たせて描いていて、指の位置などをしっかり説明されていました。
うちの子の変な癖がついた持ち方は、親指の腹で持つ、グーの持ち方になっていました。
癖がついてしまうのを矯正しようとしても、三角鉛筆でも簡単に間違った持ち方のままで持ててしまうのです。
鉛筆の持ち方の矯正段階では、三角鉛筆よりも、持ち方矯正グッズの方がおすすめです。
小学校で正しい鉛筆の持ち方に矯正してくれるんじゃないの?
まだ保育園なので、もしかしたら、小学校になったら正しい鉛筆の持ち方を教えてくれる時間とかあるのかなあ?とも思ってのんびりしていませんか?
学校では、入学してプリントや書写の教科書に書いてあることを習うくらいで、鉛筆の持ち方をじっくり教えてくれることはあまりありません。
たしかに、国語や算数などの教科の内容を習うことはたくさんあるので、1クラス30人近くいる子供たち1人1人に鉛筆の持ち方を教える時間はありませんよね。
最近私自身も、小学校にボランティアで行った時に、完全グーにして垂直に鉛筆を持っている子や、持ち方がおかしな子がたくさんいるのを目にしました。
基本的な部分の矯正は、やはり家で親がじっくり伝えていく必要があるなと感じました。
一番初めの段階でしっかりと鉛筆の持ち方を伝える大切さ
鉛筆の持ち方は、気づいた時になるべく小さなうち、子供もまだ癖がついてないうちから矯正させてあげることがおすすめです。
小学校前に誤った鉛筆の持ち方の癖がついてしまうと、直すのにとても時間がかかってしまうため、できるだけ早く正しい持ち方を伝えてあげるとよいでしょう。
鉛筆の持ち方を気にしだして周りの大人を見ると、かなり持ち方の癖がある人が多いことに気付きました。
子供の頃にピーマンが嫌いでも、大人になったら意外と食べられることはありますが、子供の頃に鉛筆を正しく持てないのに、大人になって持てるようになることはありませんよね。
一番は、子供が鉛筆を使い始めた初期のうちに正しい持ち方を教えてあげるとよいですね。
子供に声をかけてあげる大切さ
子供だけで鉛筆をもって文字や絵を描いていると、無意識のうちに変な持ち方に戻ってしまいます。
そんな時に、
「鉛筆の持ち方は?」と子供に気付かせてあげること
「上手に持ててるね!」と子供にやる気をおこさせてあげること
がとても大切になってきますよ。
鉛筆の持ち方が矯正されたときのメリット
鉛筆の持ち方が正しくできると、持ち方だけではないたくさんのメリットがあります。
・鉛筆の可動域が広くなり、字がきれいに書けるようになる(とめ・はね・はらいなどがしやすくなる)
無理な力を入れなくても美しい文字を書けるようになります
・長時間書いていても疲れなくなる
適度な筆圧で書くことができ、集中力が長続きします
・手先が器用になる
・学力アップにつながる
・わきがしまり、姿勢が良くなる
鉛筆の持ち方が正しくなればよくなっている部分です。
集中すると、姿勢は崩れてくること多いので娘もすぐに背中を丸くして文字や絵を描いているので、「背中をピン」と声をかけて猫背にならないようにも気をつけてあげないとなと感じています。
まとめ
鉛筆の持ち方の矯正は、親がきちんとした持ち方を伝えられたら理想ですが、難しい場合は、グッズを使っちゃいましょう。
基礎的な持ち方が身に着くまで、子供に声掛けを心がけていってくださいね。
持ち方と合わせて、姿勢にも気を付けてあげてください。
鉛筆の持ち方は、できるだけ早めに矯正させてあげることが大切です。
根気よく伝えることで、鉛筆の持ち方は矯正させることがきっとできます!
できるだけ気づいた時には早めに矯正させてあげると、今後の子供のためにもなりますよ。
私自身の持ち方が悪いのでコンプレックスでした。
子供と一緒に鉛筆の持ち方を矯正できれば一石二鳥ですね。
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