赤ちゃんがうまれて、「母乳で育てたいな」と思っているママも多いではないでしょうか?
母乳育児にはどんなメリットがあるのでしょうか?
赤ちゃんに必要な、消化しやすい栄養源
うまれてきた赤ちゃんが成長するために必要な栄養素が、その時期の赤ちゃんに合わせて、ママの体から作られます。
ママの食べたものが母乳になるので、赤ちゃんは、いろいろな味を楽しむことができるため、味覚の発達につながるといわれています。
そして、ミルクに比べて消化されやすいため、未発達な赤ちゃんの胃や腸に負担をかけずにあげることができます。そのため、3時間以上は空けないという決まりは、あまり気にしなくてもあげても大丈夫です。
赤ちゃんへ健康の土台作りにオススメ
さらに、赤ちゃんに必要な免疫物質が入っています。
特に、赤ちゃんがうまれてすぐに飲める初乳は色も濃く、赤ちゃんを病気から守る免疫物質がたくさん入っており、胃や腸を守ってくれます。
母乳で育った赤ちゃんは、丈夫で病気にも強いと言われていて、アレルギーや心筋梗塞、糖尿病を防ぐと言われています。SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防にもつながります。
赤ちゃんの心や知能の発達の手助けにも
赤ちゃんがおっぱいを飲むためには、口の周りの筋肉、舌、あご、頬の筋肉をおもいっきり動かして吸うため、口の周りの筋肉の発達だけではなく、脳への血液の循環をよくして、発達、成長させることにもつながり、知能が高くなるという報告もあるそうです。
おっぱいを飲むときに、毎回ママと密着してあげますので、お互いに肌と肌のぬくもりや感じることができる大切なスキンシップの時間が作られ、あかちゃんとの信頼関係を築くことができます。
赤ちゃんの精神状態が落ち着いて、心が豊かになるとも言われていますよ。
ママにとっても メリットがたくさん
赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激で出てくるホルモンのおかげで、子宮の収縮が早まり、産後の子宮回復が早くなることや、閉経後の、乳がん、子宮がん、卵巣がんのリスクも下がるといわれています。
また、体重も落としやすく、産後の体型をもとに戻るのも、より早くなります。
ママがいると大丈夫、母乳で簡単、経済的♪
母乳は、ミルク代などもかからず、授乳のための準備もいりません。授乳する場所があれば、泣いたらすぐにあげることができます。
お出かけの時にも、荷物が少なくてすむのが良いですね。
赤ちゃんにとっても、ママにとってもたくさんのメリットがある、母乳育児。
できれば母乳で育ててみたくなりますね。
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