食器洗いをしていると、よくある悩みは、「手荒れ」ですよね。
手荒れがひどくなると、手がガザガザになったり、ひび割れして痛みが出てきて、皿洗いなんてやりたくない!と思ってしまいますよね。
特に家事が嫌いな私にとっては、大問題です。
食器を洗うときによく使うのは、合成洗剤ではないでしょうか?
洗剤以外で考えられる原因と対策は、こちらの記事でご紹介しています。
『本当に洗剤が原因?食器洗い時に手荒れが起きる4つの原因と対策とは』
そして実際に、その合成洗剤が手荒れの原因になる理由と、合成洗剤以外を使うならどんなものがいいのかをご紹介していきます。
食器洗い洗剤の成分で手荒れする原因は?
合成洗剤は、油になじんで汚れをとるで、手肌の汚れも一緒に取ってしまい、手荒れの原因になってしまいます。
最近の合成洗剤は、油汚れに強い成分が使われているものも多く、界面活性剤」や「香料」、「殺菌剤」など、油汚れに対して洗浄効果を高める成分が、高い濃度で配合されているため、手に与える刺激が強くなっています。
さらに、合成界面活性剤が主成分であるため、洗浄力が強い上、皮膚に浸透して、成分が残りやすいので、使うたびに蓄積されていってしまっているのです。
手肌に優しい洗剤を使ってみる
最近は、合成界面活性剤を使っていても、うるおい成分が配合されていたりして、手肌に優しいものも販売されています。
例えば、キュキュットシリーズで、うるおい成分が配合されている、ハンドマイルド
など
キュキュットハンドマイルド カモミールの香り 本体 230ml
また、界面活性剤を使用せず、植物性由来のものを使っている洗剤や、着色料や香料、保存料が無添加の洗剤もあります。
例えば、サラヤヤシノミ洗剤 など
サラヤ ヤシノミ洗剤 500ml YASHINOMI SARAYA
他にも、チャーミーシリーズ(特にチャーミーV)も、手肌にやさしいといわれていますよ。
ちなみに、手肌に優しいと書いてあっても、全部が肌に優しいというわけではありません。
使ってみて、手荒れしにくい、自分に合った洗剤に変えてみるのもよいでしょう。
弱酸性だと、汚れには弱いが、肌に優しい
弱アルカリ性だと、汚れに強いけど、刺激にも強い
という形で、液性もポイントですよ。
試してみる価値あり?洗剤を薄めて使う
桶やたらいに水をためて、そこに洗剤を入れて洗ってみるという方法もあります。
確かに、スポンジに直接つけて洗うよりも、洗剤の成分が薄まってよさそうですよね。
※洗剤を薄める場合には一回一回使い切る。
そして、薄めたものを作り置きしないというポイントを守って使用しましょう。
石鹸に変えてみる
合成洗剤がやっぱり気になるという方は、石鹸に変えてみるのもおススメです。
石鹸は、界面活性剤が一切入っていません。
液体のタイプの石鹸や、固形石鹸、粉石鹸などの種類があります。
私は、たまに洗濯でも使える粉石けんを泡立て、アクリルたわしで洗っています。
石鹸の洗剤に変えることで、手荒れがなくなったという声も多いですよ。
先ほどの液性でアルカリ性なので、合う方と合わない方がいるかもしれません。
石鹸は、しっかりと泡を立てて、いったん水がかからないところに食器を移してから洗うなどのポイントがあるので、コツを慣れるまでは違った感覚かもしれませんが、慣れたら簡単ですよ。
石鹸で洗う時に泡立てるときの秘密道具をこちらの記事でご紹介していますので、よかったらお試しください。
米のとぎ汁をつかう
洗剤を使わずに、米のとぎ汁を使ってみることもオススメです。
毎日ご飯を食べるおうちでは、米をといだとぎ汁が出ますよね。
そのとぎ汁を桶にためて、お皿洗いに使うんです。
米のとぎ汁は、お掃除や洗顔に使ったりすることもできて、保湿成分にもなって、手肌にとても優しいんです。
そして、口に入れても安全なものですし、そのまま捨てていたはずのものなので、節約にもつながります。
何回も使ったり、お米を何日も置いてしまうとよくないので、1回ずつ使ったら新しいものにするとよいでしょう。
先ほど石鹸のときに使っていた、アクリルたわしを一緒に使うのもおすすめですよ。
油ものの食器は、新聞紙や古布で拭ってから洗う
よく、油に強い食器洗い洗剤を使っていて、洗剤をほかのものに変えると、ある悩みが出てきます。
油汚れが落ちにくい!
それまでよりも、特にカレーなどをはじめとした油汚れがなかなか落ちないという悩みが出てきて、結局それまでに使っていた合成洗剤に戻ってしまう人も多いです。
私もその一人だったのですが。
洗浄力に不安な場合は、先に、新聞や古布でよごれや油をふき取ってから洗うと、汚れが落ちやすいです。
さらに、手荒れの原因になる洗剤に直接触れる時間が少なくなりますよ。
直接洗剤に触れない工夫を
ゴム手袋を使う
ちょとめんどくさかったりもしますが、洗剤自体には直接触れなくてもよくなります。
逆にゴム手袋で手荒れしまう人は、綿の手袋をつけてからゴム手袋をつけるなどをしてみることもできますよ。
食洗機を使ってみる
食洗機を導入すると、実際に、洗剤に触れる時間も少なくなります。
場所や、電気代、水道代など気になる部分もありますが、手洗いの時よりも、水道代が減らせるという話もあり、便利になります。
フライパンなど、食洗機では洗えないものもあり、手洗いは基本的にゼロにはなりませんが、かなりの量の皿洗いの負担が軽くなります。
私の場合は、半分くらい食器の手洗いが少なくなりました。
時間的にも、洗剤を入れてボタンを押しておくと自動的に乾燥までしてくれるので、忙しくて家事が大変な時にも役立っていますよ。
まとめ & 手荒れ防止ためのお手入れも
食器洗い時の手荒れ解消のためのポイントとして、
・洗剤を手肌に優しい洗剤に変える
・洗剤を薄めて使ってみる
・石鹸に変えてみる
・米のとぎ汁を使う
などの、洗剤をほかのものに変えてみて自分に合うものにしていくとよいでしょう。
合わせて、
・油ものの食器は、新聞紙や古布で拭ってから洗う
・手袋をつけてあらう
・しっかりと手を洗って洗剤を落して、ハンドクリームを塗ってしっかりと保湿をする
などの、手肌のケアも一緒に行っていくとよいでしょう。
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