お風呂の中のお掃除で大活躍する重曹について、以前の記事でお伝えしました。
ここでさらに、浴室の汚れだけではなく、カビ対策にも効果的な、重曹ペーストがおすすめなのでご紹介したいと思います。
汚れだけではなく、なんとか対処していきたいカビ取りなど、お風呂掃除の幅が広がりますよ。
作り方も簡単なので、ぜひ覚えて実践してみてください。
重曹ペーストのお掃除効果
お風呂の中で汚れを落とすのに、効果的な重曹。
粉の重曹ではなかなか対応できなかった場所を、ペースト状にした重曹ペーストを使うことで、トロッとして塗りやすく、粉に比べて汚れと密着度が高くなるので、さらに効果的を発揮ことができますよ。
お風呂の壁や床にも重曹ペースト
壁や床など、洗剤が流れて汚れやすい箇所には、重曹ペーストも使ってみてください。
密着度が上がるだけではなく、粉のままでは使えない壁にも、流れずにくっつくので、しっかりと重曹の効果を発揮することができるんです。
【用意するもの】
重曹
ラップやキッチンペーパー
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小皿などの器
スプーン
1 重曹に少しずつ水を加えて混ぜていき、ペースト状にしていきます。
(基本的に、重曹と水が3:1の割合)
2 壁や床などの汚れている個所に重曹ペーストを塗ります。
3 乾かないようにラップ(キッチンペーパー)を上からかぶせ、パックしてから30分くらい放置します。
3 ラップをはがして、優しく洗います。
重曹の研磨作用がありますので、優しく強い力でこすらないようにしましょう。
4 シャワーでしっかり洗い流せばOK
壁などにも使えるので、水を入れすぎて、ペーストが緩くなりすぎないように注意していきましょう。
はえてすぐのカビ取り
意外とお風呂に入ってからだを洗っていたりする時には気づくのに、掃除がめんどくさくなって、放置してしまっていませんか?
(私もそうですが(;’∀’))
【用意するもの】
重曹
水
小皿などの器
スプーン
1 重曹に少しずつ水を加えて混ぜていき、練ってペースト状にしていきます。
2 古いお掃除用の歯ブラシにつけて、カビをこすり落とします。
3 水で洗い流して、乾いた布でしっかり水気をふき取るようにします。
重曹の研磨作用で、タイルの目地にある、ごく表面にできたカビを落とすことができますよ。
さらに、重曹がカビのえさとなる汚れを分解してくれるため、カビがまた生えてきてしまうのを予防することもできます。
時間がたってカビがしっかりと根をおろしてしまった後には、なかなか落とせなくなってしまいます。
カビを発見したら、すぐに落とすように心がけるとよいでしょう。
重曹より強力 殺菌・漂白重曹ペースト
カビを発見してすぐの状態だと、重曹だけでも効果を発揮するのですが、時間がたってしまうと、なかなかカビ取りが難しくなってしまいます。
こうなったらカビキラー!
の前に、重曹ペーストにひと手間加えて、殺菌・漂白効果が高い重曹メペーストも試してみしましょう。
【用意するもの】
重曹
水
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)
ゴム手袋
ラップ
掃除用歯ブラシ
小皿などの器
スプーン
重曹と同じ量の酸素系漂白剤を加えて混ぜて作ります。
酸素系漂白剤も、比較的に安心して使える材料になっています。
ただし、刺激は強くなるので、換気扇を回し、ゴム手袋をしてから使うとようにしてくださいね。
×塩素系漂白剤ではないので、注意しましょう。
1 重曹、酸素系漂白剤を混ぜたものに、少しずつ水を混ぜて練っていき、ペースト状にします。
2 カビに殺菌・漂白重曹ペーストを塗ります
3 ラップをして1~2時間放置しておきます。
4 ラップをはがし、汚れが気になるようだったら、掃除用歯ブラシでこすり、シャワーで洗い流します。
壁やタイルなどの目地、入り口のドアのゴムパッキンなどでも活躍すること間違いなしです。
方法としては基本の作り方に一つ、酸素系漂白剤を加えるだけなので、簡単ですよね。
お風呂の中で重曹ペーストが使えないもの
お風呂の中でもしかしたらおうちによってあるかもしれないもので、重曹ペーストが使えないのは、アルミニウムと木材です。
アルミニウムはアルカリと反応して腐食作用を起こしてしまう恐れがあるため、アルミ製品には使えません。
そして、天然素材でできた木材製品は変色させてしまう可能性があるため、使えません。(天然のヒノキ風呂のおうちとか)
この2つには、使わないように注意しましょう。
まとめ
重曹を水と混ぜて重曹ペーストを作ることで、お風呂の中の掃除を強力にすることができます。
汚れ落とし、カビ取りと同時にカビなどの予防効果も期待できますよ。
量を書いていますが、慣れないうちは、固め(水少なめ)に作ってみて、少しずつ水をたしていくようにするとよいと思いますよ。
塩素系の洗剤を使う前に、重曹ペーストを一度試してみてくださいね。
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