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キッチンの排水溝に熱湯をかけないほうがいい?その理由と適切な温度とは?

お掃除-情報局
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キッチンの配管に熱湯を流すことを多く流していませんか?

 

わたしは以前、排水溝の詰まりを減らすため、「たまに熱湯を配管に流しているよ。」というのを聞いてから、お湯を沸かした残りや、カップ焼きそばの残り湯等、ちょこちょこかけてました。

 

ポイントひつじ
ポイントひつじ

ちょっと待って!

熱湯を排水溝に直接流してはいけません!

 

キッチンの排水溝を詰まらせてしまい、大変な思いをしたことがあるから、できるだけ油分を排水溝から溶かせればと思って・・・

その時の様子は、
排水溝の詰まりでキッチンが汚いプール状態に!もう業者を呼ぶしかない?!5日格闘した解消方法』の記事で紹介しています。

 

ということで、本当に排水溝に熱湯を流してもよいのか?キッチン配管の耐熱見解をご紹介します。

 

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排水溝に熱湯を流してはいけない原因とは?

 

あるメーカーの見解では、

 

ポイントひつじ
ポイントひつじ

トラップ関係に使用している材質の耐熱温度は100℃以上には作られています。

ただし、実仕様の耐熱温度としては。80℃までとトラップメーカーが決められています

材質は塩化ビニール管(塩ビ管)なので、家の中を通っている配管と同材質のため、80℃以上の熱湯を流すとトラップより先の配管にダメージを与えてしまうのです。

配水管は80℃が限度の素材で作られています。耐熱性は60~70℃程度とも言われています

100℃近い熱湯を流してしまうと、排水管が軟化したり変形したりする危険性があります。

 

うまく水が流れず、破損したら水漏れや、変形した場合もパイプにゆがみが出て、詰まりやすくなるといったトラブルにつながる恐れがあるんです。

またトラップ部分に関して、耐熱温度が高いですが、頻繁に熱いお湯を流していると、そうではない家と比較すると、劣化が早くなると考えられます。

ちなみに、人大のシンク等キッチン自体も、熱湯をかけてしまうと劣化につながる恐れがありますので、ご注意ください。

 

 

配管をきれいにしようと思ってやっていることが、逆効果になってしまうんですね!

水漏れや詰まってしまったら、逆に費用が掛かってしまうのはつらいところです。

 

 

排水溝に熱湯を流すときの工夫

取り扱い説明書にも記載されているように、熱湯を流す際は、

・しばらく時間をおいて温度を下げてから流す

・大量の水と一緒に流す

といった工夫をし、あまり頻繁に熱いお湯を流さないようにしましょう。

 

キッチンの配管の詰まりの原因は?

キッチンの配管の詰まりの原因は、

・料理をしたあとの油をそのまま流している

・鍋をした後のスープをそのまま流してしまっている

ことなど、油分を流していることが原因となり、配管に料理や洗剤などの残りかすに含まれた油が固まって流れが悪くなっていることが多いそうです。

 

血管ドロドロの原理と似ていますね。

 

40~50℃くらいのお湯を流して排水管のメンテナンスに

高温のお湯を流してしまうと、配管にダメージを与えてしまいます。

逆に、1カ月に1度40~50℃くらいのお湯を流して排水管つまりや汚れの予防ができて、簡単に日頃のメンテナンスができます。

だいたい洗面器1杯分のお湯の量でOK!

 

毎晩寝る前に行えば、その日の汚れを、固まってしまう前に溶かして流していくことができるので、よりいいかなと思いました。

 

一石二鳥
一石二鳥

料理の時に使った熱湯を、ボウルなど他の容器に移して、60℃以下に冷めるまで放置しておいたものを流すと、熱湯の有効活用にもなりますね。

 

お湯の熱さを確認する目安として、

40℃は、お風呂の温度くらい。
50℃は、風呂よりも熱いが触りつづけることができる。
60℃は、かなり熱いが、しばらくは触っていられる。

くらいということです。

適正な温度を配水管に流すメンテナンスをすると、嬉しい3つのメリットが

 

配水管の掃除(汚れやつまりの予防)になる

キッチンの排水溝は、油汚れがつきやすい場所です。

油は冷えると固まる性質を持つため、配管の途中で固まり、つまりの原因となってしまいますよね。

45~50℃くらいのお湯をシンクに流すことで、シンク内も排水溝や排水管内にも油汚れがたまりにくくなり、詰まり予防になります。

 

排水溝の中の雑菌や臭いを、ある程度減らすことにつながる

キッチンには、料理の後に出る油汚れや野菜カス、食器を洗った際に出る洗剤の残りなど、排水溝の雑菌のエサとなるものがたくさんありますよね。

適度な温度と回数でお湯を流すことで、雑菌やにおいを、ある程度減らすことにつながっていきます。

 

 

コバエ(チョウバエ)の発生や繁殖を防いだり、退治した利することが期待できる

排水溝にたまるヘドロを好んで、コバエ(チョウバエ)が発生し、繁殖してしまいます。

お湯をかけることで、コバエを防いだり退治したりすることが期待できます。
(排水溝だけではなく、ごみ箱内の生ごみ自体にも発生することがあるので、気を付けていきたいところですね)

 

まとめ

ポイントひつじ
ポイントひつじ

排水溝(配管)に熱湯や高温のお湯を流してはいけません!

お湯を流すときには、時間をおいて、お湯の温度を落として流すか、大量のお湯を一緒に流すようにしましょう。

 

40~50℃くらいのお湯を定期的に流すことで、排水管のメンテナンスにもなりますよ。

 

排水溝や配管の話を聞いてからは、できるだけ料理をした後は、キッチンペーパーでふき取るようにし、脂分を流さないように気を付けています。
また、お湯を流すときにも、水と一緒に流すようにしています。

 

液体パイプクリーナーやパイプ洗浄剤などを、使うことも多かったし、以前住んでいた家では、完全に排水溝が詰まって何度も大変な思いをしましたが、気を付けて使用いくと、配管が詰まることも減っていくかなと思います。

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