掃除がとっても苦手な私、明日やろう、明日やろうと思って、いつの間にか数ヶ月が経ち、あまりにも汚くなったうちのお風呂の排水溝・・・
思い切って排水掃除にとりかかった時にふと思いました
髪の毛でぬめりがあって真っ黒だから「パイプハイター」を使って、カビたところに「カビハイター」を振りかけて・・・
あれ!?塩素系の漂白剤や洗浄剤に書いてある「まぜるな危険」って、この二つは同時に使ってもいいのかな!?
ということで、詳しく調べてみました
「まぜるな危険」で発生する有毒なガス
カビ取りのハイターなどを単体で使っていも、独特なツンとした臭いで、気分が悪くなることもあり、決して体にはよくないなという感じはしますよね。
「まぜるな危険」の正体は、混ぜると有毒な「塩素ガス」が発生する可能性があるということです。症状として、
・呼吸困難
・肺水腫
・喉の腫れ
・喉の傷み
・皮膚への刺激
・皮膚のただれ
・目への刺激
塩素ガスの濃度や量にもよりますが、重大な場合には、失明や、呼吸不全によって死に至る危険性もあるのです。
塩素はその強い毒性により、人類初の本格的化学兵器にも使われたこともあるというほどで、とても危険ということですね。
「まぜるな危険」って何を混ぜちゃいけないの?
「まぜるな危険」とは、「塩素系の漂白剤や洗浄剤」と「酸性タイプの洗浄剤や液」が混ざることです。
「塩素系」とは、次亜塩素酸ナトリウムを主成分としている製品で、「ハイター系(キッチンでよく使うキッチンハイター、カビ取りで使うカビハイター、トイレで使うハイター、パイプの中の髪の毛のごみなど溶かしてくれるパイプハイターなど)」が該当します。
「酸性タイプ」とは、液が酸性の洗浄剤で、「トイレ用の洗剤で酸性と表示されているものなど」や、食酢、アルコールなども該当します。
特に、ナチュラルお掃除でよく使われるクエン酸も酸性なので、要注意ですね。
カビとり用洗浄剤(塩素系)/トイレ用洗浄剤(酸性)などと混ぜて使って、事故が実際に起きているそうです。
また、大量の生ごみにかかった場合も注意が必要で、塩素系の漂白剤や洗浄剤を使うときには、本当に注意が必要なんだなと感じました。
とはいっても、塩素系漂白剤は洗浄・殺菌効果はかなりあるし、手遅れになったカビ汚れなどにはナチュラルお掃除では対応しきれないところまできれいにしてくれるし、手放せない部分もありますよね。
容器の表示にはしっかりしたがって使用していきたいです。
パイプハイターとカビ取り剤 同じ塩素系の2つ使用する際の注意点
塩素系同士で、「パイプハイター」を使って、カビたところに「カビキラー」は大丈夫なんだとわかりました。
ただし、以下の注意点を守って使用することが大切です。
【同じ塩素系のヌメリ取りにかかった場合も、塩素ガスが発生する危険があります】という情報もあります。
有毒なガスが発生する可能性のあるものなので、使用する際は、
・酸性のものは絶対に混ぜずに使うことは第一前提です。
さらに、「パイプハイター」と「カビハイター」は、一方をかけて掃除したら、しっかり水で流してから2つめの塩素系洗浄剤を使うこと。
・必ず換気して使う。窓開けて、換気扇を回しておくこと。
・塩素は良く水にとけるそうで、使ったら時間をおかずに水でしっかり洗い流すこと。
に注意して使用していきましょう。
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