12年以上前、大学でこれから広がるであろうと勉強をした「認定こども園」
認定こども園について、詳しくは『認定こども園って何? 幼稚園と保育園の違いとは?』
の記事でご紹介しています。
幼稚園選びはよく聞くけど、認定こども園選びについては、どんな基準で選んだらいいか悩みますよね。
今になって子供を産んで育てて預ける園を選ぶときに、先生の立場から考えていたことが、実際に子供たちを預けていて、お母さんの立場になってみて感じたことを、書いていきたいと思います。
純粋に園選びできるとして どこに入りたいかな?
2号、3号園児は、待機児童が多い地域では、保育園と同じように住んでいるところによっては、「選ぶとかいう前に待機児童になってしまう。」という方もいらっしゃると思います。
今回のご紹介では、園を選ぶことができればこのポイントをといった感覚で見ていただけたらなと思います。
保育園や幼稚園選びのポイントによくあげられるもの
保育園選びのポイント
保育園を選ぶときには、
・自宅に近い
・職場に近い
・保育時間が長い(延長保育が長い)
など、やはり働くお父さんやお母さんがほとんどなので、園の方針というよりは、預けやすさになりますね。
幼稚園選びのポイント
幼稚園を選ぶときには、
・園の教育方針
・送迎 (園バスがあるかないか)
・給食
・費用
・預かり保育(延長保育)
など、園の方針や幼稚園では、給食が義務付けではないので、お弁当だけのところや、給食があったりと様々です。教育方針で選ぶ場合は、遠くの幼稚園に通うこともあるため、バスの送迎があるかないかも大切な、幼稚園選びのポイントになるんですね。
認定こども園は、保育園や幼稚園の子がどちらも一緒に生活している形です。
園選びの中で、どちらの良さもある一方、知らないで入園して、「こんなはずじゃなかった~」というところもありますので、5つのポイントはおさえて欲しいところをまとめました。
認定こども園を選ぶときのポイント1 どんなところに力を入れているの?
幼稚園選びのところであがっていた園の教育方針ですね。
幼稚園は特に、教育や運動などYY式で力を入れている園
シュナイター教育や、モンテッソーリ教育を取り入れている園
のびのび園
勉強に力を入れている園
英語を取り入れている園・いない園
など幼稚園は特色を出されているところも多いです。
保育園を考える時にも、見学をしてみる方も多いのではないでしょうか。
加えて幼稚園に入るときは、特に気にして園の見学会や説明会に参加をして選ぶかと思いますが、認定こども園でも説明会をされているところが多いと思います。
気になっているところに参加をしてみるとよいでしょう。
ただ、保育園のように、2号、3号についてはこども園の決定は、自治体によって決定権があります
親の願いだけではなく、子どもに合うかも見てみるとよいでしょう。
認定こども園を選ぶときのポイント2 役員の出番はどれくらい?
保育園はほとんど先生が行事の時にも主に活動されていて、役員活動はほとんどありません。
幼稚園になると、幼稚園の方針などにもよりますが、保護者の活動が多く、役員や行事ごとに保護者の活動が主になることが多いですよね。
実はこども園も、園によっては保護者が役員として行事を進めていくところがあります。
園によって役員の活動がどれくらい必要なのかは変わるかと思いますが、うちの園も、役員や、保護者会があって、全員行事ごとの、どれかの役員になるようになっています。
行事前の平日に準備があったり話し合いがあったりするため、休みを取る必要が出てくるため、フルタイムで働いて休みがとりにくい方は大変に感じるかもしれません。
ただ、その分ほかのお母さんやお父さんと触れ合う機会も増えるため。お父さんお母さん同士のつながりを作る意味ではとてもメリットと感じるのではないでしょうか。
可能だったら、入園前に確認できておくと安心でしょう。
認定こども園を選ぶときのポイント3 平日の行事はどれくらい?
保育園では、土日に主な行事や保育参観が設定されていることも多いかと思います。
幼稚園では、平日に行事があったり保育参観があるところも少なくありません。
その分、月曜日に振替え休日になることも多くあります。
こども園では、1号、2号、3号が一緒に活動しているため、園によっては、平日に行事や保育参観が設定されるところもあります。
行事の役員と同じく、お仕事をしている方は休みを取らないといけないので、できたら確認しておきたいポイントですね。
認定こども園を選ぶときのポイント4 お弁当の回数はどれくらい?
幼稚園は、食事の提供範囲に関する規定はなく、お弁当の日が毎週あることもあります。
また、保育所は全ての在園児に対する食事の提供が前提で、給食が全園児に出されます。
こども園では、食事の提供範囲は保育所と同様。保育に欠ける・欠けないを問わず、給食が同じように提供されることが望ましい。
「望ましい」なので、お弁当の割合が1号園児は選択制だったりする可能性もあります。
料理も苦手な私としては、大切なチェックポイントかなとおもって入れさせていただきました。
認定こども園を選ぶときのポイント5 預かり保育料はどれくらい?
毎日や、長期休み期間中の預かり保育料の設定は、こども園が決めているところが多いです。
園によっては1時間ごとに500円となるところなどもありますので、確認しておくとよいでしょう。
2019年10月からは、保育料の無償化が行われる予定なので、保育料についての心配事は減るかもしれませんね。
こども園になってよかったこと
仕事を辞めても保育園を辞めなければいけないという心配事がなくなったということです。
0~2歳児までの未満児(3号)の時にはそのメリットは変わりませんが、3~5歳の以上児になるとより感じることができます。
逆に、働きだすときにも、両親共働きのお父さんやお母さんもいるので、環境としても急な変化がなくて過ごせるかなと思います。
1号から2号への変更は、次の年度からなど決まっているので、園や自治体に事前に確認がしておくとよいでしょう。
わたしは、2人目を妊娠した際、育休はなく、産休だけしかなかったため。2カ月の息子を保育園に預けてまで仕事をするのか、仕事を辞めるのかをすごく悩みました。
結果、仕事を辞めたのですが、保育の必要性がなくなり、上の子は保育園を退園することになりました。
それまでのお友達と離れてしまうのがかわいそうな気がして、それも本当に正しい選択なのかすごく悩みました。
前向きに考えた部分では、家でゆっくりと子どもたちをみることができる。という考えもありますが、それがわたしにはできるのだろうか。
それがこども園になると、2号から1号に変わることができれば、同じ園に通うことができます。
1つ悩む必要もなくなり。そこに安心がうまれた気がします。
まとめ
園選びのポイントの違いは、『認定こども園って何? 幼稚園と保育園の違いとは?』の記事で書いた、認定こども園が作られた際の、4つのタイプによって元々の園の方針で大きく異なるかなと思います。
幼稚園型の場合は、園行事が平日であったり、役員の活動が多かったりと、幼稚園よりの活動が多いかもしれません。
保育所型の場合は、働いているご両親を主にしていて、幼稚園部分はサブで考えられているところもあるかもしません。
事前に知っていたら、園選びの時の参考にもなるし、心構えもできているかなと思います。
いずれにしても、仕事をしながらでも園行事などに参加できるかのお父さんやお母さんの余裕があるのか、無理せずにというのも大切です。
一番は、子どもたちがのびのび楽しいと通ってくれているか
親の思いもありますが、子どもたちが毎日楽しく通ってくれるように園選びができるといいですね。
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