「産後うつ」という言葉を聞いたことがありますか?
この記事を読まれているのは、産後うつで悩んでいるママかもしれません。
産後うつでつらい中、3時間おきくらいの授乳はきついですよね。
産後うつの原因は、はっきりとはわかっていないそうですが、
・出産後に起こる急激な女性ホルモンの変化が心に影響を及ぼして、
・なんだかママがブルーな気持ちになってしまい、食欲がわかないことや、
・日常生活の中で、今までできていたことができなくなってしまう
心の病気の一つと言われています。
病気なので、ママの心がSOSを出している状態になっています。
母乳育児をがんばりたいけど、どうしたらいいのか悩んでいるママに、
なにかアドバイスになればと思って記事を書いてみました。
産後うつの中での母乳育児
赤ちゃんにとっては大切な栄養源である母乳。
「母乳育児をしたい」という想いはある。
けれども、産後うつで、何もしたくない状態になってしまったり、ごはんをうまく食べられなくなったりしてしまうと、
母乳育児で育っている赤ちゃんは、栄養分が減ってしまうんじゃないかと悩んでいませんか?
また、産後うつの症状がひどいと、飲む薬によっては、母乳育児を中断しないといけないことがあるかもしれません。
母乳育児を一時中断しないといけなくなったことで、さらに、ママが自分自身を責めて落ち込んでしまっていませんか?
より落ち込みやすい状態で自身を攻めてしまっていると、さらに産後うつの症状が重くなってしまうかもしれません。
完全な母乳育児でなくても大丈夫
産後うつは、
「何事も完璧に頑張らないと」と一生懸命になってしまうママに多いと言われていています。
さらに「完全な母乳育児で赤ちゃんを育てたい」と思っている人がかかりやすい人がいるそうです。
母乳育児も大切ですが、ミルクに頼っても大丈夫です。
産後うつでなくても、夜中に夜間授乳で寝不足になっていたり、慣れない赤ちゃんのお世話をしながら、家事をしていかなければいけないと一生懸命になっていると、イライラしてしまったり、気分が落ち込んだり、母乳がうまく出ないこともあります。
もともと母乳の出が良くないママもいます。
母乳育児は大切ですが、
「赤ちゃんには母乳をあげて育てなくちゃ、いいお母さんになれない」
と思って方に力を入れていると、ママ自信を責めてしまい、思い詰めて悪循環になってしまうのです。
母乳育児ができなくても。栄養はミルクでとることができます。
月齢を重ねると、離乳食を始めることができるので大丈夫です。
母乳をあげられない分、赤ちゃんを抱っこしたり、隣で寝ているときに目を合わせて微笑むなど、赤ちゃんとのコミュニケーションを大切にしていると、前向きにとらえられて、産後うつの症状も改善してくるかもしれません。
母乳育児をしたいから、絶対に母乳をあげなくては!
ミルクは絶対にあげない!といいうのではなくて、
混合であげながら、ママの産後うつの状態が良くなってきたら、また母乳育児に戻るようにしていけたらいいかな。と肩の力を抜いてみましょう。
ママの心の休息を
母乳育児に関してだけではありません。
一番大切なのは、ママの体や心です。
産後うつでどうしてもきついときには、家族や、地域のサポートなどを受けながら、
リフレッシュできる時間を確保をして気分転換ができるよいでしょう。
わたしも、出産後の特に初めての育児になる1人目の時には、
今考えると気持ちが落ち込みやすい状態になっていました。特にストレスを感じていた気がします。
自分を責めたりせずに、「頼れる人に頼れたらいいかな。」くらいの気持ちで育児をしていきましょう。
すこし気持ちが落ち着いてきたら、まずは、「赤ちゃんの成長を楽しむことができるようになること」から始めてみてもよいのではないでしょうか。
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