夏の時期になると、子供たちの頭についてしまうアタマジラミ!
シラミの卵や成虫が一度ついてしまうと、その処理がとっても大変なんです。
専用のスミスリンシャンプーを使って洗って、梳き櫛を使って対処してやっと卵も減ってくるのに私の家では2カ月以上もかかってしまうくらいでした。
忙しい毎日の中で、シラミにとっても価格も時間も取られてしまいました。
の記事でも、子供につきやすいアタマジラミの対処法について詳しく書いています。
そんな時に、期待できるのがアロマの力です。
家では、風邪の予防や、ちょっとした気持ちの切り替えなど様々なことで活用していたアロマ。
特にティートリーがアタマジラミの予防に活用できるんです。
今回は、子供のアタマジラミの予防にも!ティートリースプレーの作り方や、アレンジについてお伝えしていきます。
ティートリーアロマがシラミ予防によいとされる成分とは!?
ティートリーには、シラミが大嫌いな香りと駆除効果を発揮する成分が入っています。
ローズマリーにも含まれる、優れた殺菌性と消毒作用抗菌成分としても知られる成分「テルピネン4オール」がシラミの幼虫・成虫に対して高い駆除の効果があるんです。
手作りティートリースプレーの材料とは
【材料 (出来上がり量:約100ml)】
・水(精製水):90ml
※肌に直接つけない場合は、あえて精製水ではなく、塩素の入っている水道水の方が保存が効きます
・無水エタノール:10ml
・アロマオイル:5~6滴
・スプレーボトル(アルコール対応のもの)
プラナロムのエッセンシャルオイル(精油)は、かなりおすすめです。
アロマオイルは、すべてティートリーにしてもちろんOKです。
もし、ティートリー独特の木の香りが苦手な方は、「ラベンダーやペパーミントゼラニウム、ラベユーカリ」などのアロマオイルをブレンドして入れても香りや効果を楽しめますよ。
ラベンダーやペパーミントにも虫を忌避する効果があります。
ティートリースプレーの作り方
作り方は簡単!
1 スプレーボトルに無水エタノールをいれます
2 アロマオイルを入れます
3 無水エタノールを入れて混ぜて振るだけで完成です。
髪に直接スプレーも ティートリースプレーの使い方
使う前によく振ってから、頭全体や洋服の上から肩周り、身の回りのもの(濡れては困るものは避けて)にスプレーします。
風邪の流行する時期の風邪予防にも使えますよ。
無添加シャンプーやリンスにも ティートリーアロマ
シャンプーやリンスをする時にもティートリーやラベンダーを1~3滴垂らして使ってみることができます。
ティートリーアロマオイルを無添加シャンプーにいれる量は、『1回分のシャンプーに、幼稚園児・保育園児は1滴、小学校低学年は2滴、 小学校中学年以上は3滴』を目安に使ってみてください。
アロマを使う時のコツ&ポイント
・アロマスプレーを使う前は、毎回必ず振って下さい。
・できるだけ1週間程度で使い切るようにしましょう。
※水を使っていていて成分が変わってきてしまう恐れもあるため、作るのも簡単ですので、少量づつ作って、なるべく早く使用してください。
・使う前にパッチテストをして使って安全を確かめてから使っていきましょう。
・アロマオイルは、香料や添加物が入っていない天然成分100%の精油を使うようにしましょう。
※100円ショップなどで販売されているものは、アロマ風にブレンドされたものとなるので、注意しましょう。
・異常が現れた場合は使用を中止し、医師に相談して下さい。
・3歳未満の乳幼児や妊婦さんは精油は使用しないでください。
※作用が強すぎることがあるので、子供に連続して使う場合は、使う量を減らす、濃度を薄くしてみるなど調整をしましょう。
シラミ予防のブレンドオイル
【シラミ予防ブレンドオイルの材料】
・ティートリー(10滴)
・ゼラニウム(5滴)
・ラベンダーまたはローズマリー(5滴)
・オレンジまたはレモン(5滴)
合計25滴
・50mlの植物オイル(ホホバオイルなど)
・(できれば遮光の)ビン
植物オイルに、アロマ(精油)をブレンドをして完成です。
シラミ予防ブレンドオイルの使い方
1 乾いた状態の頭皮と髪の毛をブレンドオイルでよくマッサージします
2 ヘアキャップをしてそのまま2時間放置します。
3 その上から普通にシャンプーして洗い流します。
3日おきに約4回位行ってみましょう。
シラミの駆虫・防虫作用を期待できるほか、髪や地肌に対してもよいブレンドなので
フケや傷んだ髪のケアにも使っていただくことができます。
※通常より少し濃度が高めのブレンドとなっています。
肌が弱い人や、小さい子供に使う場合や刺激が半分くらい濃度を低くして使っていきましょう。
まとめ
ご紹介したアロマ(精油)は、風邪予防に使ったりルームフレグランスに使ったりと幅広く使うこともできますよ。
必ず駆除作用があるとは言い切れませんので、自己責任のもとでご使用ください。
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