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お掃除に使いたいけどどれがいいの?エタノールとアルコール除菌スプレーの違いとおすすめの使い分けとは!

お掃除-情報局
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最近はCMやお店でもアルコール除菌などの製品が増えていると感じませんか?

 

子どもたちのこともあるし、きれい好きとは言えない私も、除菌には気を付けたいと思っています。

 

 

無水エタノールや消毒用エタノールもあるし、ドラッグストアに売られているエタノールとは、やはり成分が違うのでしょうか?

 

 

除菌するだけではなく、お掃除に幅広く使えて便利な、アルコールやエタノールの違いや特徴などを詳しく見ていきたいと思います。

 

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アルコールとエタノールは同じもの?違うもの?

 

 

「アルコール」は広義には、エチルアルコール、メチルアルコール、プロピルアルコールなどアルコール類の総称です。

 

また、エタノールの正式名称は、エチルアルコールで、主にお酒や消毒に使用されており、アルコールの中でも低分子のため、化学や産業の領域で幅広く使われているオールマイティな物質なのです。

 

なので、同じものではなく、エタノールは「アルコール」の一種です。

 

お掃除に使いたいエタノールの種類と違いは?

このエタノールは、原料は主にサトウキビなどの糖質原料やトウモロコシなどであるため、体には無害です。

 

そのため、キッチン周りや、子どもたちの部屋をはじめ、幅広く家中の掃除にも安心して使用できます

 

では、それぞれの違いと特徴を見ていきましょう。

 

無水エタノールの特徴とポイント

その名の通り、水を含んでいない、濃度が99.5%以上の物を言います。

 

 

また、自家製の化粧水を作る時にも使われます。

 

すぐにエタノールが蒸発するので、パソコンや、スマートフォン、電気製品、精密機械など、水に触れるとよくないものを掃除するのにオススメです。

 

また、揮発性が高くすぐに乾くため、ディスプレイや窓などを拭き掃除しても水滴が残らずきれいに掃除ができます。

さらに、油汚れにも強いため、キッチンに使用することも出来ます。

特に電子レンジの内部、換気扇、ガスレンジなどの汚れにも効果を発揮します。

 

そして、シールをはがしてベタベタした場所も布に無水エタノールをしみこませ、拭くことでベタつきを解消できます。

子どが貼ってしまったシールに気づかずにそのままにしておくと、下の部分だけが残ってはがせなくなってしまうこともあるので、便利ですね。

 

 

ほかにも冷蔵庫の外側、照明器具のカサ、換気扇、壁などのふき掃除にも使えるので、結構オールマイティーに使えますね。

 

 

ただ、すぐに揮発してしまうため、消毒・殺菌作用はなく、除菌目的の掃除には不向きです。

 

また、ワックス加工された木製品(フローリングの床や家具など)は、ワックスが溶けて、白く濁ってしまうことがあるので注意が必要です。

 

そして、飲用不可ではないため酒税がかかり、なおかつ純度の高いエタノールであるため、値段はお高めです。

 

消毒用エタノールの特徴とポイント

エタノール濃度が、76.9〜81.4%の物をいいます。

 

 

もちろん、口に入るものでも使用が可能です。

 

消毒・殺菌に適しているため、キッチンをはじめ、除菌や消毒したい場所の掃除や、カビ掃除にオススメですよ。

 

無水エタノールよりも多くの水分を含むため、家電製品などの、水が使えない場所の掃除には向いていません

 

 

市販の除菌用アルコールスプレーの特徴とポイント

エタノールの濃度は50%くらい

 

他の添加物が入っている場合もあります。

 

食品を発酵させて作られているので、食品や食器にかかってもOK

 

安全性を優先して作られているため、殺菌・消毒作用はなく除菌程度の効力です。

 

安全性を一番に考えていくと、こちらも使えそうですね。

 

 

無水エタノール・消毒用エタノール除菌用アルコールスプレーの使い分けポイント

それぞれ、濃度が違うため、適している製品、除菌や消毒など効果の違いがありますね。

 

同じエタノールでも使い分けていくと、さらによさそうです。

 

キッチンなど除菌・消毒したい場所やカビ掃除には「消毒用エタノール」
水が使えない家電製品などの掃除には「無水エタノール」
ちょっとした日々の除菌には、「除菌用アルコールスプレー」
などと、使い分けをしていくとよさそうですね。

 

 

 

ちなみに、エタノールの濃度が80%の時、一番消毒の効果が高いといわれています。

 

 

「無水エタノールは、若干お値段が高めで買えないな。」と思われる方は、エタノールの濃度が80%に近い除菌用を探してみるのも一つの手かもしれません。

 

そして、すべて用意しなくても、無水エタノールを水(精製水)と8:2程度の割合で混ぜると、消毒用エタノールになるので、除菌やカビ掃除にも幅広く使えるようになります。

 

無水エタノールなどを、ボトルのまま、ぞうきんなどにつけて使うのも大変でしたら、100円ショップなどで購入できるアルコール耐性のあるスプレーボトルに入れるとシュッとひとふきするだけになるので使いやすくて便利ですよ。

 

エタノールを使う時の注意点

 

エタノール自体は基本的に安全なものなのですが、使用する時にいくつか注意点があります。

火気厳禁

エタノールは引火しやすいため、キッチンで使用する際は火元の確認が必要です。

 

直接スプレーで吹きかけて使うのも、危険なので、雑巾などに吹きかけてから使うようにしましょう。

 

また、エタノールで掃除した部屋では、しばらくタバコやキャンドルの使用を控たほうがよいです。

 

家電製品に直接吹きかけてしまうと、壊れてしまう原因になってしまうことがあります。

ぞうきんなどの布に吹きかけてから使ったり、無水エタノールを使うようにしましょう。

 

使用不可の素材に注意

結構オールマイティーではありますが、一部使えない素材があります。

 

白木や桐、ワックスやニスなどを使った家具や床などの木製品、革製品、ゴム製品、スチール製品、テレビの液晶画面に使うと、染みや変色の原因になってしまうことがあります。

 

アクリル樹脂もアルコールに弱いです。細かいひびが入り、割れやすくなってしまうこともあるので、お掃除で使うときや、容器にも注意してくださいね。

 

 

特に、濃度の濃い消毒用エタノールを使用する際は、目立たないところで試してみるなど、気をつけてみてください。

 

誤飲注意

子どもの手が届かない場所に保管し、誤って飲んだりしないように注意してください。

 

アレルギー反応などや手荒れ注意

アレルギー反応を起こすこともありますので、肌が弱い方は手袋を着けて使用するなどをしてください。

 

万が一、かゆみなどのアレルギー症状が出たときには、使用を中止して医師に相談してください。

 

換気もするようにしてくださいね。

 

 

ノロウイルスには効きません

ノロウイルス対策の際は、専用の除菌液を使うようにしましょう。

インフルエンザウイルス対策には効果があるそうですよ。

 

 

 

 

1本で幅広く使えるエタノール。

正しく、効果的に使って、お掃除や除菌をしていきたいですね。

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