秋になってやっと過ごしやすい季節になってきました。
11月に入った途端、洗濯物に黒い虫が!!
カメムシ(子供のころにあまりにも臭いのでへぶり虫と言ってました)です!!
家につくのは、小さくて黒いマルカメムシですが、
触ると臭いにおいが手や洗濯物に着くし、
しかもにおいがなかなか取れないという厄介者です。
今年は、30匹くらいついていて、
ベランダで気づいたときにははたいて外にはじいたのですが、
洗濯物の中に紛れこんだまま、家の中まで入ってきたカメムシがたくさん。
1日に30匹以上もいて、子供と一緒にキャーキャー言って外に出しました。
いろいろやることがある中で、これだけに1時間近く無駄に使ってしまう大変な作業。
カメムシが洗濯物につく前に何とかできないか・・・
と! カメムシがミントのにおいが苦手ということで、
自然な成分のみを使った、
安全・お得・簡単に作れるミントスプレーの作り方のご紹介です。
ミントスプレーを作る前の注意点
早速カメムシ対策のために作ってみよう!
という前に、
いくつかの注意点を頭に入れて準備を始めましょう。
・肌がハッカ油は、肌が弱い人が原液を肌につけてしまうと、
肌が荒れてしまったり、体調を崩してしまう恐れもあるそうです。
また、妊娠中の方や赤ちゃんには使用を控えたほうがよいでしょう。
・ハッカ油を入れる容器を選ぶ際、
ポリスチレン、スチロール樹脂、PSという表記があるものは、
ハッカ油を入れると溶けてしまうため、使用してはいけません。
必ず、ハッカ油スプレーを入れる容器は、
ポリプロピレン(PP)またはポリエチレン(PE)
という表記があるものを選びましょう。
ダイソーなどの100円均一でも売られていて、消毒用エタノール対応のスプレーボトルも売られていますよ。
カメムシ対策に、ハッカ油(ミント水)スプレーの作り方
【準備するもの】
・ハッカ油
(アロマテラピー用のペパーミント精油でも代用可能)
・ 無水エタノールもしくは、消毒用エタノール
エタノールは無水、消毒用のどちらでもOK
※現在、無水エタノールが品薄状態になっています。
消毒用のエタノールのほうは少し在庫もあるみたいなので使ってみてくださいね。
・精製水
なければ水道水でもOK
【作り方】
①無水エタノール10mlとハッカ油20~40滴を良く混ぜ合わせます。
②スプレーの容器に移して、精製水90mlを加えよく振り混ぜ合わせてます。
完成です。
簡単ですね。
使用する前にも良く振って使用します。
ちなみに、こんに簡単に作れるミントスプレー。
私が最初に作るときにやってしまった失敗談があります。
上に書いた分量は、合わせて100mlくらいのミントスプレーが出来上がります。
しかし、最後の水を入れるときに、90mlどうしても入らないんです。
よく袋を見ると、
↑ 実使用量50mlと書いてあるではありませんか!!
みなさんは、容器(スプレーボトル)のサイズに合わせて分量の調節をしてくださいね。
私の場合は、それぞれ半分の分量で作る形になりました。
ちなみに、すでにハッカ油スプレーとして販売されているものもあります。
ミントスプレーの使い方
・よくカメムシが張り付いている外壁や網戸などに、スプレーで吹き付ける。
・カメムシが浸入してきそうな、換気扇や換気口の出入り口や窓やドアの周りにスプレーで吹き付ける。
・ガーゼやタオルなどの布類に浸み込ませて、外の窓付近にかけておく。
※目が痛くなることもあるので注意しながら、量を調節しながら使用していきましょう。
ミントスプレーの持続時間と使用期限
涼しくて日が当たらない場所で保管するようにしましょう。
手作りのミントスプレーのミント虫除け効果は1~2時間くらいなので、
こまめに吹き直すことが大切です。
ハッカ油スプレーの使用期限は、
約1週間~10日間くらいです。
できるだけ早めに使い切る方がよいでしょう。
なので、1回に作るときには、あまり大量に作らないようにしてくださいね。
ハッカの匂いがしなくなると、
効き目がなくなったという目安にもなりますよ。
また、全部使い切って容器が空いたら、
エタノールで消毒して、新しいミントスプレーを作っていきましょう。
ミントスプレーの効果
小さな昆虫類、蚊、クモ、蜂、アリ、蛾、ゴキブリ、ムカデ、蚤、ダニなど
ミントスプレーは、カメムシだけに効くだけではなく、
いろいろな虫にも効果があります。
反対に、アブラムシ、てんとう虫、バッタどには
ハッカ油は効かないそうです。
注意しないといけないのは、
シバンムシという虫は、逆にミントの香りに集まってきてしまうので、
シバンムシが多い地域では使わないほうがよさそうですね。
結構家に特やってくる厄介者の虫たちに効果があるようなので、
作る価値ありですね。
ぜひ、試してみてください。
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